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発熱に咳やのどの痛みが重なると、インフルエンザや新型コロナが気になるかもしれません。症状だけで区別するのは難しく、体温、発症した時刻、持病、周囲の感染状況を確認して、検査や治療を考えます。
体温だけで受診の必要性は決まらない
熱が高くなくても、水分が取れない、尿が少ない、息苦しい、だるさが強い場合は相談してください。糖尿病、腎臓病、心臓病などがある方は、普段の薬や食事・水分が取れているかも確認します。
強い息苦しさ、意識がはっきりしない、唇の色が悪いなどの症状がある場合は、通常の予約を待たず119番で救急対応を求めてください。
検査を受けるまで、何時間も待った方がよい?
発症直後の検査が陰性でも、感染症を完全には否定できません。しかし、検査が陽性になるのを待つために、つらい症状や持病のある方の受診を遅らせる必要はありません。診察で発症からの時間を確認し、検査の種類や再評価の必要性を判断します。
インフルエンザの抗ウイルス薬は、一般に発症後早期、通常48時間以内の開始が目安です。重症度や持病によって判断は異なります。成人の臨床試験をまとめた研究では、オセルタミビルによる症状の期間の短縮が示されていますが、すべての発熱に薬が必要という意味ではありません。[1,2]
新型コロナについても、年齢や持病、発症からの日数などを踏まえて治療を検討します。薬によって併用できない薬があるため、お薬手帳や服用中の薬が分かるものをお持ちください。
受診時に伝えていただきたいこと
- 熱、咳、のどの痛み、嘔吐・下痢などが始まった日時
- 水分や食事が取れているか、尿が普段より減っていないか
- 持病と、処方薬・市販薬の服用状況
- ご家族や職場などで分かっている感染状況
Web予約の問診へ症状を記入し、来院時にも受付へお伝えください。熱がなくても、咳やのどの痛みなどはご相談いただけます。予約方法と予約なしで受診する場合の案内は、外来の予約・受診案内にまとめています。
検査の種類と結果までの時間は、診察と当日の体制によって異なります。検査結果だけでなく、その後の症状の変化によって再診が必要になる場合もあります。
自宅では、症状に合わせて感染対策を
手洗いを続け、咳などの呼吸器症状があるときはマスクや換気を組み合わせます。同居のご家族がいる場合は、可能な範囲で過ごす場所を分けます。嘔吐や下痢があるときは、トイレや汚れた物の扱いにも注意が必要です。
予防接種については、対象や予約方法を別ページで案内しています。今回の症状の診療と、今後の予防接種の予定は分けて相談できます。