春日部市の高血圧や糖尿病から腎臓・透析・シャント治療は春日部大西毎日クリニックまで

平日も休日も診療 糖尿病・腎臓病から透析まで早期対策

Web予約
診療案内
アクセス
公式LINE
予約
FAQ
薬局
医療記事
求人
HOME
腎臓食

腎臓病の食事療法|透析を防ぐためのおいしい制限食

この記事のポイント

ポイント「腎臓病の食事療法は美味しくない」「制限ばかりで辛い」と思っていませんか?確かに塩分やタンパク質の制限は必要ですが、工夫次第で美味しく、満足感のある食事を楽しむことができます。食事療法は、腎機能低下のスピードを緩め、透析を先延ばしにするための「毎日の治療」です。

腎臓病食の基本原則

ステージや合併症によって異なりますが、基本となるのは以下の要素です。

1. 塩分制限(減塩)

最も重要で、全てのステージの方に共通する制限です。塩分の摂りすぎは高血圧を招き、腎臓に直接的なダメージを与えます。

  • 目標: 1日6g未満
  • 工夫: 酸味(酢、レモン)、香辛料(カレー粉、唐辛子)、香味野菜(ネギ、生姜)を活用し、だしをしっかり効かせることで、薄味でも美味しく食べられます。

2. タンパク質制限

タンパク質は筋肉や血液を作る大切な栄養素ですが、代謝されると老廃物(尿毒素)になります。腎機能が低下すると老廃物を排泄できなくなるため、摂取量を控える必要があります。

  • 対象: ステージ3b(eGFR 45未満)頃から検討されます。
  • 基準: 標準体重1kgあたり0.6〜0.8g程度(※主治医の指示に従ってください)。
  • ポイント: 肉や魚を減らす分、エネルギー不足にならないよう、脂質や糖質でカロリーを補うことが大切です。

3. エネルギー(カロリー)確保

ここが意外な落とし穴です。食事制限をするあまり、カロリー不足になると、体は自分の筋肉を分解してエネルギーを作ろうとします。すると老廃物が増え、かえって腎臓に負担をかけてしまいます。

  • 対策: 揚げ物、炒め物、マヨネーズ、低タンパクごなどの治療用特殊食品を活用し、十分なエネルギーを摂りましょう。

4. カリウム制限

腎機能が低下するとカリウムが排泄できず、高カリウム血症(不整脈の原因)になります。

  • 多く含む食品: 生野菜、果物、芋類、豆類、海藻。
  • 調理のコツ: 野菜は「茹でこぼす」または「水にさらす」ことで、カリウムを減らせます。

5. リン制限

リンが蓄積すると、骨がもろくなったり、血管の石灰化が進みます。

  • 多く含む食品: 乳製品、レバー、加工食品(ハム、ソーセージ、練り物)、インスタント食品。
  • 注意: 食品添加物に含まれる「無機リン」は吸収率が高いため、加工食品は極力控えましょう。

外食・コンビニ食の選び方

忙しい毎日の中で、常に自炊は難しいものです。

  • 成分表示を見る: 「食塩相当量」を確認する習慣を。
  • 残す勇気: 麺類のスープは飲まない、漬物は食べない。
  • 単品より定食: 丼ものより定食を選び、野菜(サラダなど)から食べる(カリウム制限がない場合)。

FAQ(よくある質問)

お酒は飲んでもいいですか?
適量(ビール中瓶1本、日本酒1合程度)なら許可されることが多いですが、つまみの塩分に注意が必要です。また、水分制限がある方はその分量に含まれます。
水分はどれくらい摂ればいいですか?
尿が出ている間は、脱水を防ぐために適切な水分摂取が必要です。ただし、透析直前や心不全がある場合は制限が必要です。主治医の指示に従ってください。
治療用特殊食品はどこで買えますか?
病院の売店や、インターネット通販で購入できます。低タンパク米や減塩調味料など、様々な種類があります。

関連記事一覧

※本記事は一般的な医学情報の提供を目的としており、特定の疾患の診断・治療を保証するものではありません。個別の症状や生活習慣に合わせて、必ず主治医や専門医に相談し、適切な指導を受けてください。腎臓病の管理には、早期発見と継続的な治療が何よりも重要です。

コメント

この記事へのコメントはありません。

CAPTCHA


  1. 春日部市の休日医療事情
  2. 診療の実績 2024年 8~10月分
  3. 説明文書を作成しました
PAGE TOP